民宿フォーエバー
こもれび笹島邸
民宿当時の様子を知りたいというご要望を多くいただきますので、簡単に写真をメインにご紹介します。
2008年、名古屋から約33年ぶりに故郷に戻り、この大きな古民家の一部を改装して民宿を営みました。観光地でもない単なる農村なのに多くのお客様にお越しいただきました。ただ諸事情(詳しくはこちら)により2011年に営業を辞めました。
こもれびの中の大型古民家
大きな樹木はそのままで、玄関前まで白砂利を敷き詰めました。
外壁や建具は漆色・墨・漆喰で塗装、柱の模様は浮き上がらせました。
座敷は改修なしで、そのまま客間として使用しました。
襖で仕切られた10畳と8畳が2間ずつの4部屋。11組の布団を用意しました。
軒先きをはじめ至るところに昭和大工職人の技が残っていたので、塗装で浮き上がらせました。
レトロな玄関外灯(昭和すりガラス+銀メッキ金具)、気に入っています。
屋敷内は当時も大きな樹木の森状態、まさにこもれびの中の宿でした。
屋敷から望む100名山「荒島岳」、この登山客がほとんどで山には感謝です。
内部は大幅に改修
8畳2間を板床に張り替え1空間に、壁は漆喰にしました。昭和のガラス戸や板戸はそのまま利用しました。
納屋に眠っていたケヤキ材を飲食カウンターに加工、古い茶箪笥などはそのまま食器棚にしました。
煙突を設けて薪ストーブを設置しました。
当時、木の風呂用品のネット通販を運営していましたので、風呂浴槽はヒノキ、その他はサワラ材にしました。
餅つきの臼をテーブルに、土壁は取り払い庭が望めるようにオープン扉にしました。
鯖の丸焼きをはじめ、地元の田舎料理をでおもてなししました。
イベント
地域活性事業も行なっていた関係上、また私も音楽を中心とするエンターテイメント関連の仕事を行なっていましたので、イベントも何度か開催しました。
時々、座敷ではライブをやりました。
【動画】2011年10月の古民家フェスのダイジェスト。当時の様子が少し分かります。